日経「上場企業、2年ぶり増益 今期最終7%」
日経「上場企業、2年ぶり増益 今期最終7%」
【ニュース】
上場企業の2017年3月期の純利益は2年ぶりに増加に転じる見通しだ。資源価格の回復を受けて商社の損益が大幅に改善し、通信や建設など内需系の非製造業もけん引する。
(日経新聞、11月13日)
「上場企業の2017年3月期の純利益はおおむね良いね。前期と比べて円高ドル安になっているから輸出企業は厳しいようだけど」
「商社の業績が大幅に回復するんですね。去年は原油価格が下落して大手商社が散々でしたもんね」
「2017年3月期の前期と比較しての増益は、去年が悪すぎた影響が大きいね。2016年3月期は三菱商事が1,493億円の赤字、三井物産は834億円の赤字と毎年は3,000億円規模の利益を稼ぐ大手商社が大幅赤字だった」
「じゃあ、今期の増益って言うのは当たり前という感じなんですか?」
「当たり前だね。2018年3月期はどうなるかわからないけど、来年がどうなるかわからないのは毎年のことだね」