金正恩氏、南北首脳会談にトイレ持参 排泄物からの健康状態の漏えい防止
金正恩氏、南北首脳会談にトイレ持参 排泄物からの健康状態の漏えい防止 米CBS
世界史に残る歴史的な1日で「トイレ」が話題だ。
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長は4月27日、軍事境界線にある板門店で会談に入った。
冒頭では金正恩氏が「北朝鮮の冷麺を持ってきました」と話し、穏やかなムードで始まった。
南北首脳会談は2007年以来の開催となる。
会談に際して、米CBSは4月26日に「金正恩氏は首脳会談に自分のトイレを持ち込んでいる」と報じた。
金正恩氏は対話の席につくことは同意したものの、トイレには座らないという。
米CBSは北朝鮮からの脱北者の「指導者の排泄物には健康状態に関する情報が含まれているため、残すことはできない」とのコメントを紹介。
北朝鮮の指導者は各地の視察の際にも自分専用のトイレを持ち込んでいると説明した。
今回の南北首脳会談では北朝鮮の核の扱い、南北の関係や日本の拉致問題などテーマは複雑だ。
朝鮮半島の本当の平和が訪れるのは、金正恩氏が会談だけでなく韓国のトイレの席に座る時かもしれない。
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