実況速報、ハリル氏の会見 元日本代表監督、電撃解任への反論 ほぼ全文

実況速報、ハリル氏の会見 元日本代表監督、電撃解任への反論 ほぼ全文

世界でも異例の日本のサッカー協会の解任劇で本人は未だに混乱したままだった。

前サッカー日本代表監督のヴァイッド・ハリルホジッチ氏は4月27日、16時から記者会見を開いた。

ハリル氏は昨年のW杯アジア最終予選で出場権を獲得、結果を出したもののW杯の本大会の直前で解任された。

日本サッカー協会の田嶋幸三会長は解任理由について「監督と選手の信頼関係が崩れた」と説明している。

一方、本大会直前の解任劇にはファンから「練習試合での判断はありえない」「解任するならもっと前にすべき」と批判が集中。

解任された側のハリル氏は「何が起きたのかわからない。事前に田嶋会長からは何も言われなかった」などと述べた。

会見をリアルタイムで更新、ほぼ全文を記載した。

目次

要旨
演説
質疑応答

ハリル会見、要旨

・解任理由1
全くわからない、選手たちとは何の問題もなかった

・解任理由2
コミニュケーション不足が理由で解任は聞いたこともない、結果で判断ならまだ意味はわかるのに

・心情
最悪の悪夢でさえ考えたことがないほどに失望した、人生で一番辛い

・日本サッカー協会
代表監督に対するリスペクトが足りない

・田嶋幸三会長
問題があるなら事前に教えて欲しかったが、一度もそうしてくれなかった

・異変
マリ戦のあとベルギーに戻り一人の選手がいい状態じゃないと言われた、そこから色んなことが起こった

・特定の選手1
オーストラリア戦で試合に出なかった2人の選手がガッカリしていたのは悲しい、それまで試合に出ていた選手なのに

・特定の選手2
不満をもらす選手は2人でしょうか

・選手の反応1
槙野智章(コメントを紹介)ほか、15人ぐらいの選手が「残念だ」と直接メールをくれた

・選手の反応2
Bチームで一回だけ起用した広島の丹羽大輝が飛行機で訪ねてきて感謝してくれた




ハリル会見、演説

みなさん、こんにちは。

4月7日以来、初めて私が話をさせていただく機会になった。

日本で3年間仕事をしてきたので、この地でお話をさせて頂きたいと思った。

日本という素晴らしい国、体験してきた。

私どもが家族と共に大好きな日本、そこには伝統と歴史と文化、様々な習慣と仕事のやり方があり、それを大いに評価している。

いろんなことを敬いながらするのが日本。

私自身は日本という素晴らしい国に来たのは観光客ではなく、サッカーに何かをもたらすことができるのではないかという気持ちでやってきた。

こんな形で去ることになるとは考えたこともなかった。

最悪の悪夢でさえ、こんなことを考えたこともなかった。

私の仕事を私のチームで終えたかった、選手たちは素晴らしいヒーローという形で終わってほしかった。

人生で一番辛い時期を過ごしてきた。

人間として深く失望した。

私はW杯の準備のためにやってきた、しっかりと予選通過をさせた。

トップの方から言い渡されたこと、ここには日本のサッカーというものを考えた時に何か欠けたものがあると思いました。

サッカーという世界で45年間仕事をしてきて、ハイレベルな世界での45年間。

監督という仕事は、儚いものである、どんな時であろうと何が起こるかわからない。

私がナイーブ、物事を知らないことがあったのかもしれない。

ただ、今回は私はしっかりと仕事をして、我がチームのため成功するためにやってきた。

私に対して通告されたことは大変失望した。

私に対するリスペクトがなかったように思う。




この3年間にわたり日本代表チームのためにいろんな仕事をしてきた。

誇りをもってやってきた、責任者として果たしてきた、それを説明したい。

JFAハウスに初めて来た時に聞いた、私のオフィスなどないと。

すぐお願いした、それだったら私のためのオフィスをしつらえてくれないか、アシスタントたちにもオフィスをしつらえてくれとお願いした。

どうやらこれが日本のサッカーの歴史で初めてだったようだ。

代表監督に対してオフィスをしつらえてくれというお願いが。

毎日、仕事をするためにやってくる、メディカルスタッフもやってきて出勤する、そういうのも馴染みがなかったようだ。

どういう仕事の割り振りをしてやっていくか、組織だてをやってきた、監督、コーチ、スタッフ、メディカルスタッフがなにをやるのか。

毎日毎日ミーティングしたり、テクニカルスタッフと選手の視察、一人一人の報告書を作っていく。

メディカルスタッフは選手の故障をレポートとしてあげていく。

スタッフとのコミニュケーション、いろんな作業をやってきた。

月曜日、こうして全員のスタッフとミーティングを持ち、テクニカルスタッフと50人ほどの選手、一人一人の報告書を作って、ゴールキーパーで5人6人の報告書を作ってきた。

メディカルレポートでは故障した選手がいるならすぐ連絡をとる、管理スタッフとも連絡をとってきた。

合宿のスケジューリング、スタッフの数では50人ほどいた。

そのスタッフ一人一人が自分の仕事があってそれをやっていった。

多くの方に仕事をしてきてありがとうと言いたい、この3年間の間。

あらゆる遠征、ほぼ完璧といった形で設計していた。

こうした練習、しっかり準備してどういったプランニングでするのか、公式試合、親善試合の準備、調整。

私の人生においてここまで規律正しくやってくれるところがあるんだ、見てきたことがない。

こうした練習の中身、選手の集中度、質の高さ、本当に素晴らしくてビッグなブラボー、ビッグなメルシーを申し上げたい。

この三年間、誰とも問題はなかった。

特に選手とは何も問題がなかった。

常に選手たちと連絡を取り合い、海外組だろうと国内組だろうと、何度とも海外組と電話で話したことだろう。

国内組もそうだ。

連絡をとりあってコミニュケーションをとり続けてきた。

だれとどいういう話をするのか、誰とどいうメッセージを伝えなければいけない、キッチリとやってきた。

合宿をやっている時も公式試合をしている時もオフィスで選手たちに来てもらって話し合いができる場を作った。

私のアシスタントも選手が話し合うことで調整ができるようにした。

人前で誰か一人の選手を批判したことは一度もない。

いつも悪いのは私、悪いのは私、批判するならハリルを批判してくれと言ってきた。

実際にピッチで選手で一対一で話す時はちょっと違う。

私が何か言いたいなと思う時は面と向かって言うようにしている。

選手によってはこんなストレートな物言いに慣れていなかったらかもしれない。

でも、私にしてみれば選手たち、チームに対する思い入れは強かった。

23人よんでチームを編成しても全員が試合に出られるわけではない、それは日本だけではない。

嬉しかったりしなかったりはする。

オーストラリアに勝って予選通過した試合の後ですら二人の選手が、ちょっとガッカリしていた。

試合に出なかったということでガッカリしていた、でもそれまで何年も試合に出ていた。

ガッカリしていたこと自体、悲しく思った。

私たちはすごい練習した。

休みを取らずに働いてきた。

もちろん休みを取れる立場にあったが、日本にきたのはチームを育てるためだった。




日本に来て私が頼まれたのはW杯予選を通過すること、それが終わったらいろいろやろうと話をしていた。

予選を通過、それも首位だ。

あのグループは大変なグループだった。

でも、みなさんは当たり前だ、日本はいつも予選通過したのだからという人もいるが、そんな楽なことではなかった。

守備にも攻撃にもベストだった。

歴史に残るような試合もした。

初戦を落として予選通過は初めてのチームだ、オーストラリアに初めて勝った、全員がパニクっていた。

特にハリル、若い選手を起用するじゃないかというみなさんのパニックぶり。

それにも関わらず素晴らしい勝利。

そして、疑問に思っていた人々が、彼らで大丈夫かなと思われたが、抜きん出た選手が活躍した。

こんな若い選手よんでいいのか、と納得しない人もいた。

UAEにアウェーで初めて勝った。

ブルガリア戦に7-2で勝った。

ヨーロッパのチームにそれほど差をつけて勝つのはかつてなかった。

いろんな意味で成功したのがこの3年間だった。

私自身は満足以上のものがあった。

本当に「難しい」という時だったのにここまでできたのに満足している。

このチーム、やはり率いる人々にとってこの数年間はパフォーマンスで厳しいものがあった。

だからこそ私は、今までやってきたあの選手に変わる選手はいないかなと探していた。

そこに競争原理を取り入れる。

もうちょっとベテランのお尻を叩いて、彼らが今まで以上に頑張ってくれるようにとした。

とにかくそういった意味で満足しないことがたくさんあった。

さあ今度は、第三ステージのW杯。

私はW杯があるから就任してきた。

その際には世界における最高峰のチームと試合をセットした。

去年の11月の海外遠征、今年の3月の海外遠征。

私の頭の中ではW杯に向けての調整だと思っていた。

中盤とフォワードに解決策はないか、探していた。

W杯が要求してくれるもの、そこでパフォーマンスを出せるものを求めていた。

選手がもっと力を発揮できるようにとやってきた。

結果のことは頭になかった。

ブラジル戦、世界一のチームでいい結果を出す、すごい結果を出せるとは思わなかった。

そういう経験を積ませることができたら、と思っていた。

ブラジル戦、ベルギー戦、マリ戦、ウクライナ戦の結果が満足のいくものではないかもしれない。

結果は満足でなくともたくさんの教訓を引き出すことができた。

例えばブラジル戦、二回ゴールのシーンがあった。

ここ数年間の試合を見て欲しい。

ブラジルに2つゴールをいれたチームなどあったか。

最初の20分はひどい状態だった、その後にだ。

ハーフタイムでロッカーに戻ってきた時、どうしたらいいかを伝えた。

あの試合の後、選手たちを大いに褒めた。

ベルギー戦、ほぼ完璧といえる試合だった。

もしかしたら勝ってたとさえ言える試合だった。

この試合における代表チーム、組織力があってプレーで支配できていたということで満足していた。




いつもレギュラーでいる選手、7、8人が代表にはいっていない時もあった。

でも、パフォーマンスがよくない選手もいるなあと見て取った。

11月の最初の合宿、18人の選手をよんで、2回目は22人とGK二人、選手を試していた。

ご覧のように最後に中島を呼んだのを覚えているだろう。

みんなは心配だったろうが、とても良い選手だ。

つまりは、W杯のための調整であって何を求めているかわかっていた。

私は満足していたし、選手のデータもゲットしていた。

そこに一番重要な23人の選手、選抜をするということなっていた。

そこでこういった問題が始まっていた。

いろんな情報が耳に入ってきたものの、自分の仕事に専念していた。

ただ、その時にやるべき試合、プレイになっていなかったという人もいた。

こうした合宿をして一ヶ月調整かけてこんな問題が出てこなくてはいけないのか。

なぜ会長も西野も、問題があると一度として言ってくれないのか。

一度もだ。

なにかあっても誰も何も言ってこなかった。

マリ戦のあとパリにいってフランス、コロンビア戦を見た。

その後ベルギーに戻ったのが午前4時、5時の遅い時間。

そこでちょっと話がきた。

一人の選手がいい状態じゃないと。

私はわかってます、そのことは後で解決できますからと言った。

残念ながらそこで色んなことがおこって、会長がたくさんの選手とコーチと連絡をとって。

で、私と共にいたのがジャッキー、シェリルとか。

何がおきたのかコーチにも説明がなかった。

私にとってもビックリしたこと、コーチにもビックリしたこと。

4月7日、会長からパリに呼び出しがかかってホテルに出向いた。

そこで「こんにちはー」と言って腰掛けて、「ハリルさん、これでお別れすることになりました」ということになった。

最初はジョークだろと思った。

一分たって、なぜかと聞いた。

つまりはコミニュケーション不足。

それによってもっと怒りが沸き立ってきた。

どの選手と?

全般的にという答えだった。

その部屋から5分たって出た。

動転して何が起きたのかわからなくてコーチたちに電話した。

コーチたちの反応がどうだったかは想像してください。

会長からそういう形で話をされた。

ありとあらゆることをやってきた三年間、私自身監督という人間のリスペクトがないのではないか。

私と一緒にやってきたコーチ仲間も同じ思い。

韓国戦の後に解任もあったと聞いた。

それなら少しでも理解できる、W杯より日韓戦が重要だということはわかる。

私から全てをお話したい。

監督は難しいこともある、そういう経験は一度ある。

24回負けて解任ということもあった。

その場合、会長ではなく大統領が決定したと聞いた。

まだまだ言いたいが、ご質問に答える形にしよう。




ハリル会見、質疑応答

ーーハリル監督、質疑応答ではなく演説を開始
「選手からたくさんの励ましのメッセージをもらった。槙野のコメントを紹介する。私たちのコミニュケーション改善は必要かもしれませんが、私の認識ではそういった問題は存在しなかった。個人的には監督のおかげで伸びたと思います。すごい厳しい監督でした」
「トレーナー、メディカルスタッフのコメントもある。紹介しよう。監督は本当も厳しかったですねと父のような存在ですねと。親しみをこめて叱ってくれたのではないかと。この三年間心から感謝しています。心よりの友情を」
「テクニカルコーチからも励ましの言葉だ。何が起こったんだ。どうなったのか私もわかりません。信じられない、残念に思う」
「もう一つお見せしたいものがある」
「選手、Bチームで一回だけ起用した、丹羽大輝、広島の選手だ」
「広島から飛行機にのって私を訪ねてきてくれた、ありがとうと言ってくれた。一回だけ、Bチームの起用だ」
「私が申し上げたことと現実がよくわかりません」
「もう一言いいたい」
「非常に家族的なスピリット、大きな家族という形で仕事をしてきた」
「全員でディナーを食べる機会をもうけた、おごるのは私だ。タダ飯だと思うとすごく食べるのだ」
「W杯出場権を獲得した。いわない方がいいが、自分からの気持ちをこめて一人一人にプレゼントした」
「ヴァイッドは見た目ほど憎たらしいやつじゃないと思ってくれたのではないか」
「ピッチでは厳しいかもしれないがいつも厳しいわけじゃない」

ーーサポーターにとってもこれは悪夢です、あなたと一緒に戦いたかった。日本サッカーがここまで悪くなった時にどうしたらいいのか、アドバイスを欲しい
「ありがとうございます。私のように傷ついている人が多くいると聞いて、このような励ましを頂いたことはなかった。日本だけでなく、こういったことはなかった。深く傷ついた、なぜなんだろうという気持ちで日本にきた。ぜひ一緒に東京の街を練り歩いてください。何が起きたのかとみんな質問してくる。私も会長に質問したいと思っている」
「私の得意分野である最後の詰め、仕事をさせてくれなかった。W杯、ブラジルではかなり良い監督だと思っている。この日本でもいい仕事をしたと思っている。4週間、はじめて日本代表として仕事をしてきたのに、この続きができない。ここからだと言う時に仕事ができない」
「非常に傷ついている。サポーターの方と同じ深い傷を負っている。答えはない。サポートには心から感謝します。このようにサポートしてくれる人がいたのは今までわからなかったかもしれない」
「まだ全部を語りきっていないかもしれないが、一番素晴らしい試合、それはサポーターとの試合かもしれない。私はサポーターの心に勝利ができたのなら素晴らしいことかもしれない」




ーー解任の真実は
「真実は見つかっていない。何人かの選手が不満を漏らしているとは聞いている。会長とやりとりしているようだが、テクニカルスタッフ何人かともコンタクトを取っていたようだ。西野監督がその中でどういう役割を果たしたのかはしらない」
「何か問題があったのだとしたら、本当だったら会長が事前にいろんな問題が起きている、どうするんだハリルと言うべき。西野も事前に何か警告するべき」
「あるスタッフとは話すのに、なぜ私のスタッフと話をしなかったのか。その選手2名いるのでしょうか。不満をもらす選手は2人でしょうか。私には感謝している、残念だと15人ぐらい直接送ってきてくれている」
「会長から前もって問題があると教えて欲しかった。解雇権もっているので、解雇自体は問題ではない。何か問題があるなら、会長が聞いてきて欲しかった。会長の決断は正しいし、今の現状、私がショックを受けているのは問題だよと誰も何も教えてくれなかった」
「突然、会長自らパリにきて解雇」
「コミニュケーションの問題の意味がわからない。これまでそれは取ってきた。私一人だけでなく全員で構築してきた。それについてどうなのか、どうしてなのか。答えを知りたいと思う」

ーーハリル氏の演説続く
「私は日本の永遠のサポーターだ。真っ直ぐな性格なので、今まで関わってきたチーム、常に親密な関係を築きたい」
「日本、多くの選手たちに心が通っていると信じている。どういう事態でこうなったのかわからないままだ」
「日本、これからもずっとガンバてってください。これは心からの言葉、リップサービスではない」
「私のことについて好きなだけ色んなことを言ってください。ただ、私の正直な気持ち、揺るぎないものだ」
「今回、この事態をなんと申し上げればいいのか、心残りだ、どういうことなのか」
「もう一つお願いがある。個人的なメッセージだ」
「チームの関わった全ての人たち、感謝を申し上げた」
「熊本県にも個人的に感謝したい」
「本当に特別なメッセージを直々に頂いた」
「W杯前に熊本に足を運ぶと約束したので、行きたいと思う。状況は変わってしまったが、熊本県と約束したのが試合ごとに熊本のバッジをつけること。次回は観光客として熊本に足を運ぶだろう」
「友達に聞かれる、君は日本に行くのかと。もちろん、自信をもって行く。これまでの仕事に誇りをもっている。私も家族も日本が大好きだ。素晴らしいところを観光にもいった。北にはちょっと足を運べていないのが残念だが、まだ生きている。またおめにかかりましょう」

ーーコミニュケーション不足が理由で解任されたことは今まであるか
「初めてのこと。聞いたこともない。コミニュケーションはあまりにも広い意味すぎて具体的に誰、どういうことか教えて欲しい」
「再来日して5、6日目だろうか、多くの人と話をした。私には事情がわからないことが知らないところで起きている気がする。W杯、23人を選ぶのは日本だけでなくたくさんの軋轢が起きる問題だ。監督および選手にとってW杯出場とはどういう意味か」
「選手や監督にとって名誉なことだ。全ての試合、負けたとしてもW杯に出た、というのは非常にポジティブなイメージ。本当に傷ついている理由はW杯に出れる、全てが整い始めていたところ。これから遠征も控えている」
「全ての準備を事務局と整えようとしていた、詳細を詰めていくところだ、どれだけ大変な仕事量か。この二ヶ月はコロンビア、10回ぐらい日本コロンビア戦のビデオを見た」
「言い忘れていた。2月だが長谷部、吉田、長友と会いにいった。ベテラン選手とコミニュケーションしてきた。その時も特に問題は起こっておらず、選手たちのモチベーションは高かった」
「なぜか一ヶ月にコミニュケーションが薄らいだと言われた。準備は全て整って次の監督になってしまう。その監督にとっては大きなチャレンジになるだろう。これから4週間ともに働けるとワクワクしていた」
「会長がきて、ではさよならと。突然のできごとだし事前に何も知らされていない。なんでなのか、私が知りたい、教えて欲しい。他の歴代監督に聞いてもわからないと言われた。どうぞ真実を、何があったのか、おまけにこの時期に、どうしてなのか」
「こういった時期にこういった結果、それでいいのか。準備したと言ってもこれはW杯。今の私がどんな気持ちかわかってもらえるだろうか」
「私が街で出会うファン、どんな声をかけてくれるかと思ったらわかってくれるのではないか」
「フランスでは日本でそんなこと起きるのと聞かれた。日本はリスペクト、尊重し合う国だと聞いていたし思っていた。いかがだろうか、日本のみなさんに問いかけたい。代表監督に対してのこういう事はどうなのか」
「私が理解しやすいのはウクライナに負けたんだろ、などリザルトを突きつけられたならわかる」
「会長にベルギーにきてもらおうと思った、別件が入っていると言われた。W杯まで一直線、準備しなければだから来て下さいと申し上げた」
「会長の記者会見になかったので私が聞かなければいけないが、たくさんの問題を修復しようというテクニカルコミティーの存在を私は知らなかった。私のオフィスで挨拶、握手はしたかもしれないが」
「西野さん、後から加わったわけだが、テクニカルディレクター、技術委員長の役を初めてする人だった。彼とのコミニュケーションは少なかったかもしれない。全てのトレーニング、会議、常に一緒にいた」
「選手、このリストで行こうか。提案をした時、現地のローカルの選手も起用したりした、彼の意見も求めた」
「あまり多くを語らない人だった。試合中だが、ゴールキーパーの第二コーチと共に選手の観察をしてくれと頼んだ」
「ハーフタイム前に観察から降りてきて情報をくれる。全てのトレーニングに彼は参加していた」
「いつもよかった、と言ってくれた。一度だけ、西野さんに聞かれたのがフランスでの技術委員長の役目を聞かれた」
「私の知らないところでどんな役割があったのかは不明。あえて聞いていないが。他のメディカルスタッフが話をしたことはあった」
「技術委員長がベルギーで、ちょっと選手が一人不平不満を言ってるんじゃないかと一度だけ聞いた。非常に友好的な関係を築けていると私は思っていた。問題はどこにあったのか、私からも聞いてみたい。喋りすぎたかな」

ーー最後に
「メディアの方々、記者の方々、に御礼申し上げる。私に入ってくる情報量は少ない。批判もあると聞いている。日本の記者の方はそれでも私に優しい人だったと思います。このタイミングでの解任、何が起きているのかわかりません。どうか客観的に記事を書いてください。私のことをどう書いてもかまいませんが、日本代表は窮地に陥っています。これから準備をするでしょう」
「W杯はこれ以上ない試合、素晴らしい試合になるでしょう。どうか彼らに準備の時間を与えてあげてください。日本代表、いい試合、いいW杯をして欲しいと思います」
「最後に、記者の方に全員ではないが、いつも拍手を頂いてきた。その拍手に心から御礼申しあげます。ありがとうございました(会場拍手)」






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