本田圭佑「ハリルのサッカーに服従して選ばれるのは恥」 NHKの「プロフェッショナル」

【NHKはハリルホジッチ監督の電撃解任で注目を集めた本田選手の特集をW杯直前に放送した】

本田圭佑「ハリルのサッカーに服従して選ばれるのは恥」 NHKの「プロフェッショナル」

NHKは5月14日、ドキュメンタリー番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」でサッカーの本田圭佑選手を特集した。

前日本代表監督のハリルホジッチ氏は本大会の直前に世界でも異例の電撃解任された。

ハリル氏はW杯予選で結果を残しながらも「選手との信頼関係が薄らいだ」という理由で本大会で指揮を取れなかった。

解任の際にハリル氏と確執のある選手は誰かという議論が沸き起こった。

NHKの特集では冒頭、本田選手の「ハリルのやるサッカーに全てを服従して選ばれていく、そのことの方が僕は恥ずかしいと思っている」とのコメントを紹介した。

本田選手はW杯本大会のメンバー選考に関して「受け入れられないのは、自分が日本代表に落ちるかもしれない状況にあること」との気持ちも吐露した。




NHK、本田選手は「落選を覚悟しているように見えた」と分析

NHKは番組の序盤に「番組後半で監督解任の契機となった、ヨーロッパ遠征の舞台裏が明らかに」と視聴者を煽った。

番組終盤には4月1日の本田圭佑選手のインタビューが流れる。

NHKは本田選手が「落選を覚悟しているように見えた」と分析した。

本田選手は代表選考で大事な最後の欧州遠征の試合について「微妙やと思う。自分を認めさせる勝利、得点に絡める結果は出なかった」と指摘。

ただ、「悔いはないです」と述べたうえ、「まだ一カ月、アピール時間はある。今の状況を楽しんでいる」と楽観的な姿勢を見せた。

NHKの特集を見る限り、本田選手が強引にハリル監督の解任をサッカー協会に迫ったようには見えない。

ハリル氏の解任についてサッカーファンの間では、日本サッカー協会の田嶋幸三会長が混乱して決断してしまったのではないかとの見方も広がっている。




本田圭佑、プロフェッショナルとは「ケイスケ・ホンダ」

ドキュメンタリー番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」では最後に、取材対象者に「プロフェッショナルとは何か」を聞く。

本田選手は「プロフェッショナルとは」との質問に「ケイスケ・ホンダ」と答える。

さらに「今、『は?』と思っている人が自然と言えるぐらいの生き様を見せていきたい」と視聴者の気持ちを見透かして補足。

「自分への抱負もこめて、この答えにします」と締めくくった。

日本サッカー協会は5月14日に予備登録メンバーを含めた35人を決定、5月18日に壮行試合に臨むメンバーを発表。

5月31日に本大会に挑む23人の日本代表選手を発表する。






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