西野新監督、目標「選手に数字与えない」 本田の選抜を示唆

西野新監督、目標「選手に数字与えない」 本田の起用を示唆

W杯本大会の直前2カ月前でハリルホジッチ監督が電撃解任される混乱のなか、新体制がスタートした。

サッカー日本代表の西野朗新監督は4月12日、記者会見を開いた。

西野監督は「予選突破はもちろんしたい」と前置きしつつも、ベスト16や8などの目標を設定するかについては「選手にはそういう数字を与えるつもりはない」と否定した。

西野新監督は4月10日に都内のJFAハウスにA代表監督として初出勤、「本田圭佑をトップ下で起用する」との方針が伝わっている。

西野新監督は本大会に向けての選手のコンディショニングについて「国内組はタイトで海外組も5月の第2週で終わるスケジュール」と話した。

一方で、「メキシコは4月の中ごろで終わる状況」と指摘、メキシコリーグで活躍する本田圭佑の代表選抜を示唆した。




選手と監督の信頼関係「目標に全員が向かっていれば問題ない」

サッカー協会の田嶋幸三会長はハリルホジッチ監督の解任理由について「監督と選手の信頼関係」を問題にあげていた。

西野新監督は選手との信頼関係についてはスタートメンバー以外の選手でも「目標に全員が向かっていれば問題ない」と指摘、「最後は指導者の情熱や方向性、選手に気持ちをストレートにぶつけているかだ」と話した。

また、田嶋会長は西野監督の起用について「勝つ確率を1%でもあげる」と話している。

西野新監督は「勝てる確率を高めるには選手たちのパフォーマンスをしっかり出させていく」と述べたうえで「選手は1%2%どころじゃない。危機感と強い気持ちを持ってくれる」との見方を示した。

解任された立場のハリルホジッチ前監督はメディアに対して来日する意向を示し、一部メディアには「日本では、すべてが金とビジネスによってひっくり返ってしまった」と話している。

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