政府が宇宙ビジネス盛り上げ 起業家と投資家のマッチングサイト開設 三菱商事やソフトバンク、野村など参加
【宇宙ビジネスで起業家と投資家を結びつけるサイトを国が創設した】
政府が宇宙ビジネス盛り上げ 起業家と投資家のマッチングサイト開設 三菱商事やソフトバンク、野村など参加
国が主導して日本の宇宙ビジネスを盛り上げる。
内閣府と経済産業省は5月31日、宇宙をビジネスにする起業家と投資家のマッチングを円滑化するプラットフォーム「S-Matching(エス・マッチング)」を開設した。
サイト上で起業家は宇宙でのビジネスアイデアを投資家にアピール、宇宙事業に意欲のある投資家は情報を素早くキャッチアップできる。
開設時点で53の企業や個人が投資家として登録。
投資家には産業革新機構や日本政策投資銀行など政府系金融機関のほか、三菱商事や三井物産など総合商社、野村ホールディングスにソフトバンク、電通やニコンなども名を連ねた。
サイトの運営はNEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)が担い、JAXA(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)は技術面でサポートする。
【2018年5月31日19時時点のエス・マッチングの登録者数】
サイト開設時点では宇宙ビジネス起業家は4件、アイデアは1件の登録があった。
サイトの存在により宇宙ビジネスの起業家と投資家が上手くマッチングし、日本の宇宙ビジネスは盛り上がっていくのか。
今後の具体的な動きに注目だ。
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S-Matching:公式サイト
NEDOリリース:「宇宙ビジネス投資マッチング・プラットフォーム(S-Matching)」を創設