ビットフライヤー、問題の噂 加納社長「当社では確認できていない」 やまもと氏「現象は発生」
【ビットフライヤーの加納裕三社長は会社に問題があるとの噂を否定した】
一部SNS等で話題となっている件について当社では確認できておらず、現在、事実確認のお問い合わせを行っております。当社は通常通りサービスを運営させて頂いておりますのでご安心ください。
— 加納裕三 (Yuzo Kano) (@YuzoKano) 2018年5月11日
ビットフライヤー、問題の噂 加納社長「当社では確認できていない」 やまもと氏「現象は発生」
国内大手の仮想通貨取引所「bitFlyer(ビットフライヤー)」を巡って問題があるとの噂が飛び交っている。
投資家で作家のやまもといちろう氏は5月10日、ツイッターで以下のように発言した。
「なんでこう、ビットフライヤー社はやらかすのかね」
「ビットフライヤーさん改修しているのか、単に事故ってるのか」
「とりあえずビットフライヤーさんはいったん停止してもらってから業界をいろいろ整理するんやろなあ」
事情通として知られるやまもと氏のこれらの発言により、仮想通貨投資家たちが「ビットフライヤーに問題があったのではないか」と騒ぎ出した。
フィスコ・ビットコインニュースが5月11日に「国内大手仮想通貨取引所でハッキング被害との噂」と報じて混乱に拍車をかけた。
これらの流れを受けてビットフライヤーの加納裕三社長は5月11日11時、話題の件について「当社では確認できておらず、現在、事実確認のお問い合わせを行っております」とコメントした。
ビットフライヤーは5月11日も通常通りのサービス運営をしている。
加納社長の発言後、やまもといちろう氏はさらに「現象は発生しているようなのにね。通報もあるわのに、謎だね」と挑発的なコメントを残した。
コインチェックが1月末に不正ハッキングの被害を受けた時は、会社発表より前にインターネットで大きな話題になっていた。
これはコインチェックが持つ仮想通貨「NEM(ネム)」のウォレットから、異常な額が他のウォレットに移っているのが誰でもわかったためだ。
コインチェック事件の時は事前にネムを売却、取引所から法定通貨の円を無事に持ち出した投資家もいた。
今回のビットフライヤーに関しては、同様の現象は話題になっていない。
ビットフライヤー公式「不正アクセスはない」
一部メディアにおいて当社が不正アクセスを受けていることを想起させる主旨の記事が掲載されましたが、当社が不正アクセスを受けた事実はございませんのでご安心ください。
当社は法令等を遵守し、継続的にセキュリティ対策等の措置を行ってまいります。
— bitFlyer(ビットフライヤー) (@bitFlyer) 2018年5月11日
ビットフライヤーの公式アカウントは一連の流れを受けて「当社が不正アクセスを受けた事実はございません」とコメントした。
さらにやまもと氏は「事態認定においてビットフライヤ―社VS金融庁と的確消費者団体と警視庁と有識者検討会っていう凄い図式になってきた」とツイートした。
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ツイッター:やまもといちろう
ツイッター:加納裕三
フィスコ:ビットコイン弱含む、国内大手仮想通貨取引所でハッキング被害との噂