ゾゾタウン、採寸ボディースーツを無料配布 伸縮センサーを内蔵でスマホを使用
ゾゾタウン、採寸ボディースーツを無料配布 一家に一台目指す
上場企業のスタートトゥデイが運営する通販サイト「ZOZOTOWN（ゾゾタウン）」は11月22日、採寸ボディースーツ「ZOZOSUIT」を無料配布すると発表した。
スタートトゥデイの前澤友作社長がツイッターで発表した。
ZOZOSUIT(ゾゾスーツ)は伸縮センサーを内蔵、スマートフォンを使って個人の身体の寸法を瞬時に採寸する。
そのデータを元にスタートトゥデイは個人にピッタリの服を提供する。
前澤社長は「圧倒的な速度で世界中で無料で配りまくり、体重計や体温計のように一家に一台の存在にします」と意気込みを語った。
ゾゾスーツの無料入手にはZOZOTOWNのアプリをダウンロードする必要がある。
スタートトゥデイは同日、自社で生産するプライベードブランド（PB）のブランド名を「ゾゾ（ZOZO）」にすると発表。
ZOZOアイテムの購入にはゾゾスーツでの事前の計測が必要になる。
採寸ボディースーツ「ZOZOSUIT」を無料配布します。ZOZOTOWNにて予約開始。一瞬であなたの体型を採寸できます。プライベートブランドでの活用はもちろん、ZOZOTOWNでのお買い物も圧倒的に便利に。川上から川下まで、ボディーデータ利用でファッション産業を新次元に導きます。https://t.co/EBgCdbMWeG pic.twitter.com/8ZVIBSBj6c
— Yusaku Maezawa 前澤友作 (@yousuck2020) 2017年11月22日
詳細：ゾゾタウン公式サイト
ゾゾスーツ、自分だけのサイズの服が誕生
「前澤社長が先週に『人が服に合わせる時代から、服が人に合わせる時代』と言っていた商品が登場しましたね」
「ゾゾタウンが提供するゾゾスーツで自分の身体を採寸、ぴったりの服が手に入るという理論だ。海外ブランドは日本人の身体の骨格と合わない商品も多く、狙い所はさすがと言ったところか」
「採寸するゾゾスーツは無料で配布するんですね」
「ゾゾスーツを手に入れるのにお金がかかれば普及に時間がかかる。圧倒的な利益率と高成長を続けてきたゾゾタウンだからこそできる攻めの戦略だね」
「成長期待を集めてスタートゥデイの株価も上がりますかね？」
「スタートゥデイの株価は発表直後に3％ほど下がる場面があった。ゾゾスーツの無料配布は当面の間、会社全体にとっての採算悪化につながりそうだからね」
「よく見てると、ゾゾスーツはGANTZのスーツそのものやんけ」
