ZOZO、今期業績予想を下方修正 前澤社長「高い勉強代を来期に跳ね返す」 ゾゾ離れはデータで否定

【ゾゾは2019年3月期の業績見通しの下方修正を発表した】




ZOZO、今期業績予想を下方修正 前澤社長「高い勉強代を来期に跳ね返す」 ゾゾ離れはデータで否定

ファッション通販サイト「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」を運営するゾゾの業績が曲がり角に立っている。

ゾゾは1月31日、2019年3月期の連結純利益が前期比12%減の178億円になりそうだと発表した。

従来予想の39%増の280億円からの下方修正で、増益見通しから一転して減益となる。

「ZOZOSUIT(ゾゾスーツ)」の無料配布が販売増につながらず、プライベートブランド(PB)事業では生産体制構築に問題があった。

広告事業ではエンジニアのリソース不足により当初計画の達成が困難になった。

前澤友作社長は同日17時からの決算説明会で「繰り出す施策が大きな成果を生み出せずこうなった。高い勉強代、来期に跳ね返せるようご支援いただければ」と述べた。

前澤社長は2019年に入り個人で100人に100万円の総額1億円の現金をプレゼントするなど世間の注目を集めている。

前澤社長、決算説明会での発言要旨

・下方修正について
「試行錯誤、繰り出す施策が大きな成果を生み出せずこうなった」
「PB事業での125億円の赤字見通し、そこから得た成果もある」
「高い勉強代、来期に跳ね返せるようご支援いただければ」
「PB事業はホームラン狙いではなくヒット狙いに変える」

・事業のプラス面
「有料会員サービス「ZOZOARIGATO(ゾゾありがとう)」が貢献、4Q(2019年1〜3月期の前年同期比)は26%弱の成長を想定」
「足の計測技術はほぼ完成、あとはどんな靴を作るか」

・ゾゾ離れについて
「いくつかのメディアで記事が散見、数値がないままでご心配おかけした」
「1255ショップ中42ショップが『ゾゾありがとう』をおそらく嫌気して見送り」
「これは全体の3.3%、取扱い高では1.1%。なお、オンワードは0.5%」
「1ショップでも減るのは悲しいので、2月をめどに『ゾゾありがとう』で価格を選択可能にしたい」

・この記事の関連リンク

ZOZO:通期業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ
ZOZO:2019年3月期第3四半期 決算短信
ZOZO:2019年3月期第3四半期 決算説明会資料






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