マネックス、仮想通貨でアメリカ進出へ 海外の証券口座数は2割増の7万5000口座

【マネックスの米国の証券子会社では稼働口座数が過去最高に伸びている】

マネックス、仮想通貨でアメリカ進出へ 2018年3月末の海外の証券口座数は2割増の7万5000口座

仮想通貨取引所コインチェックを買収したマネックスグループが、海外での仮想通貨進出に意欲を見せている。

ブルームバーグは5月18日、「マネックスグループの松本大社長は、米国で仮想通貨事業への参入を検討していることを明らかにした」と報じた。

主力の証券業務との連携も含めマネックスのグローバル戦略に生かす方針という。

マネックスは傘下に米国証券系のトレードステーション社を持つ。

トレードステーション社の2018年3月末の稼働口座数は前期末から19%増の7万4810口座と過去最高に伸びた(日本の稼働口座数は104万)。

既に海外に証券会社として顧客を持つマネックスにとって、仮想通貨での海外進出に現実味はある。




マネックスは転職サイトでもFX等金融商品のマーケティング担当の募集に際して仮想通貨交換業を担当する可能性も示唆。

入社の際の歓迎条件として「統計知識やデータ分析技法の知見」のほか「仮想通貨ビジネスに関する見識」もあげるなど、仮想通貨事業に本格的に力を入れていく姿勢も示している。

株式市場ではマネックスがコインチェックを買収、その業績(2018年3月期の営業利益537億円)が明らかになると、マネックス株に買いが殺到する展開が続いている。

・この記事の関連リンク

ブルームバーグ:マネックスG:仮想通貨で米国進出を検討-コインチェック買収で動く
DODA:マネックス証券株式会社
マネックス:決算説明資料






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