トランプ大統領、対中関税「iPhoneにも10%」 アップルの株価が急落
トランプ大統領、対中関税「iPhoneにも10%」 アップルの株価が急落
11月27日に米国市場の時間外でアップルの株価が急落した。
トランプ大統領は11月27日(日本時間)の米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のインタビューで中国輸入品に対する関税率を予定通り25%に引き上げる考えを改めて表明した。
米国は10%の関税を課した中国製品2000億ドルに対しては2019年1月1日から、25%に引き上げる方針を示している。
インタビューでトランプ大統領は中国から輸入されるアップルの「iPhone(アイフォーン)」やノートパソコンについても「例えば10%の関税なら、消費者は十分耐えられるだろう」と話した。
WSJの報道を受けて、アップルの株価は11月26日の終値から1.8%安まで下げる場面があった。
米ダウ工業株30種平均先物や日経平均先物も売られた。
トランプ大統領は中国製品2000億ドルの関税引き上げ、残りの2670億ドルの追加関税の発動についてもたびたび示唆。
一方で、さらなる関税の発動は中国の習近平国家主席との交渉次第ともツイッターなどで述べている。
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