仮想通貨、世界最大級のファンドも投資へ ビットコイン市場が拡大 英マン・グループ

ビットコインなど仮想通貨、世界最大級の英ファンドも投資へ

拡大を続ける仮想通貨(暗号通貨)の市場に世界最大級のファンドも参入しそうだ。

世界最大級のヘッジファンドのマン・グループのルーク・エリスCEOは11月14日、ロイター通信が開催した投資家サミットで「シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)のビットコイン先物取引の上場が計画通りに進めば、暗号通貨を投資範囲に加える」と話した。

(11月15日、ロイター「Man Group says bitcoin futures would draw it toward cryptocurrencies」)

エリスCEOは「暗号通貨は多くの課題を抱えているが、投資できないというわけではない」と新しい市場の投資に意欲を見せた。

世界最大の取引所運営会社のCMEグループは10月31日、2017年内にビットコイン先物を上場すると発表している。




マン・グループ、世界最大級のヘッジファンド 自動売買に強み

マン・グループ(Man Group)は1783年にジェームズ・マンが砂糖を扱う商社として創業した世界最古で最大級のヘッジファンド。

2017年9月末の運用資産は11兆6400億円(1035億ドル)に達する。(注1)

高度で最先端な数学モデルを使い、数学とコンピューターが先物市場で24時間トレーディングを行うCTA (Commodity Trading Advisor)戦略に強みを持つ。

オックスフォード大学と提携して設立したオクスフォード・マン定量ファイナンス研究所で最先端の研究を進めている。

買い(ロング)と売り(ショート)合わせた「ロングショート戦略」でも知られる。

本社はイギリスのロンドンで、買収により複数のヘッジファンド運用会社を傘下に持ち欧米や日本など世界の市場に影響力を持つ。

注1:2017年9月末の為替レート、112円50銭で換算
リンク:マン・グループ公式サイト




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