コインチェック、手数料400円で出金再開 2月13日20時から記者会見
コインチェック、手数料400円で出金再開 2月13日20時から記者会見
顧客資産580億円をハッキングで不正流出した仮想通貨取引所コインチェックが一部、活動を再開した。
コインチェックは2月13日、事前の発表通り顧客から預かっている日本円(JPY)の出金を再開した。
流出した仮想通貨「NEM(ネム)」の補償時期やイーサリアムやリップルなどビットコイン以外の仮想通貨の売買は停止したまま。
コインチェックに預けた日本円を顧客が自分の口座に戻すには手数料400円が設定してあった。
1月26日の事件から約3週間もの顧客の資金を凍結していたにも関わらず、コインチェックは正規の手数料を徴収した。
コインチェックは事件発覚当時の仮想通貨ネム保有者だけでも26万口座を保有している。
全てのネム保有者が一度だけ出金するだけで1日の手数料は1億円にものぼる計算だ。
コインチェックは2月13日午後、金融庁に対して業務改善計画を提出した。
また、大塚雄介最高執行責任者(COO)は2月13日の20時より東京都渋谷区にある本社で記者会見すると明らかにした。