SBI、ツイッターアカウントが乗っ取り被害か レイバンのスパムでセキリティーに懸念
SBI、ツイッターアカウントが乗っ取り被害か レイバンのスパムでセキリティーに懸念
大手の金融機関の公式ツイッターアカウントで乗っ取り被害の疑惑が浮上した。
ネット証券大手のSBIホールディングスのツイッターアカウントは3月16日、「レイバンのサングラスファッション日活動特価2499円!(外部リンク付き)」とつぶやいた。
不正な操作が確認できたため、SBIホールディングスの公式ツイッターアカウントは3月17日の夕方時点で一時的に制限されている。
レイバンとはサングラスやメガネを展開するブランド。
ツイッターなどSNSでは偽造品販売やリンクを踏んだ人から情報を盗もうとする「レイバンのスパム」は有名で、公式サイトも「偽造品・SNSスパム投稿に関するご注意」などと情報発信を続けている。
レイバンのスパムによるアカウント乗っ取りは、パスワードを総当りしてハックしてくるタイプのスパムと言われる。
ツイッターアカウントの乗っ取りは本業のシステムと直接、関連はないもののセキリティーへの意識に疑問の声が上がった。
SBIホールディングスの北尾吉孝社長は1月30日、決算会見でハッキングで巨額の顧客資産の不正流出を許したコインチェックについて「基本的な問題を全部やっていない」と批判、「こういう輩はカス中のカス」と断罪している。
【3月19日、追記】
その後、SBIホールディングスの公式アカウントは「レイバンのサングラス」のコメントを削除、凍結は解除された。
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SBI公式ツイッターアカウント:@sbigroup