ロシア大使館が朝日新聞を批判「読者をだましては決してよくない」
ロシア大使館がツイッター公式アカウントで朝日新聞を批判 「読者をだましては決してよくない」
ロシア大使館の公式ツイッターアカウントは3月19日13時ごろ、朝日新聞に対して「読者をだましては決してよくない」と名指しで批判した。
ロシアでは3月18日の大統領選でプーチン大統領の再選が決定、通算4期目で任期満了は2024年までの長期政権となる。
朝日新聞はロシア大統領選の結果を受けた3月19日に「(プーチン帝国 2018ロシア大統領選)クリミア開発、深まる孤立 併合から4年、欧米の制裁続く」などと報じた。
ロシア大使館の公式ツイッターアカウントはこれらの朝日新聞の報道に対して反論した。
【ロシア大使館のツイート】
#朝日新聞 の記者が「ロシアの孤立は深まるばかりだ」というマントラを一生懸命繰り返しているうち、我が国が順々に国際社会を結束させ、共通の問題の解決に力を入れている。日ロ間対話の活発化でもそれを示す。自欺は筆者本人しだいだが、読者をだましては決してよくない☝️ #ロシア pic.twitter.com/Y5acjkmfgO
— 駐日ロシア連邦大使館 (@RusEmbassyJ) 2018年3月19日
ロシア大使館は自国が孤立していないと主張している。
一方、日本のメディアを見るとロシアの国際社会での孤立を指摘するのは朝日新聞だけではない。
朝日新聞と対極の思想を持つ産経新聞は3月19日、「米欧と対決、求心力に プーチン氏長期政権の前途多難」と報じた。
産経新聞もロシアに対しては「選挙戦では米欧との敵対関係を強調し、国を守る『戦時指導者』として求心力を高める危険な手法を選んだ」と批判的だ。
ロシア大使館の朝日新聞批判には賛同と批判が入り混じっている。