朝日新聞、フェイクニュースを考えるシンポ 法学教授「偏向報道こそジャーナリズム」
朝日新聞、フェイクニュースを考えるシンポ 法学教授「偏向報道こそジャーナリズム」
慶應義塾大学法学部と朝日新聞社ジャーナリスト学校は12月13日、フェイクニュースを考えるシンポジウムを開催した。
世界中で様々な問題を引き起こしている「フェイクニュース」に社会としてどう対応していくべきなのか。
著名ジャーナリストや法学部教授などが議論を交わした。
フェイクニュースと呼ばれるものには事実の一部を切り取ったものと完全に事実無根なものの2つのタイプがある。
慶応大学法学部の大石裕教授は「フェイクニュースと報道機関が編集して切り取ったものは違う」と指摘。
大手メディアが偏っていると言われるのは批判ではないとしたうえで、「偏向報道こそジャーナリズムだ」と喝破した。
メディアは両論併記などいくつもの意見を提示するのではなく、「明確にその立場を述べていい」と主張。
大石教授は今後のメディアの形について「ジャーナリズムが公平・中立・客観の旗をおろせないのはわかるが、多様なメディアが社会にあればいい。それに尽きる」と断言した。
完全に中立な報道などありえないため、立場を明確にしたメディアが多数あった方が社会に有益との考え方だ。
エッセイストの小島慶子氏、ジャーナリストの津田大介氏も安易な両論併記を否定
エッセイストの小島慶子氏は「1つの媒体に2つの意見もいらないんじゃないか」と安易な両論併記を否定。
ジャーナリストの津田大介氏も新聞で両論併記が増えているのは「偏向報道と言われて炎上するのを恐れている」と指摘。
取材をしたうえで立場を鮮明にして一方の記事を書くべきだと主張した。
一方、沖縄タイムス東京支社の西江昭吾報道部長は「いつも偏っているという批判を受ける」と説明。
日本全体から見れば圧倒的少数の沖縄からの現地報道の難しさを述べた。
事実無根のフェイクニュースへの具体的対策について、津田氏は「全国紙・ブロック紙が記者を出し合って、ネットでバズっているデマをファクトチェックする新聞業界の友軍があってもいい」と述べた。
朝日新聞について 「真面目さが裏目」「今はそんな読んでない」
朝日新聞自体についてはパネリストから厳しい言葉も並んだ。
朝日新聞パブリックエディターでもある小島慶子氏は「大きな責任があるので突飛なことをしていけないという真面目さが裏目に出ている」と指摘した。
これに対して大石教授は「今はみんな、そんなに(朝日新聞を)読んでないです。そこにズレがある」と答えて笑いを誘った。
小島氏は人が誰しも情報を発信したい欲望があるのだと分析。
メディアが「人の発信を傾聴、承認する場が重要かもしれない」と提案した。
シンポジウムに参加した朝日新聞の松本一弥夕刊企画編集長は司会に徹したため、自社の動向については特に触れなかった。
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朝日新聞:慶応大学でフェイクニュースを考えるシンポ
偏向テロ御用達精神崩壊キチガイヤクザネトウヨ産経フェイク便所紙社員「朝日ガー朝日ガー朝日ガー朝日ガー」
産経を読むとキチガイになる
というか読んでるのがキチガイジジイ
フェイクニュース産経便所捏造ゴミはいらない
キチガイヤクザネトウヨ社員ごと死滅しろ