毎日新聞客員編集委員、大坂なおみの国籍選択 「多分米国籍を選択」「失望から政権が倒れる」
毎日新聞客員編集委員、大坂なおみの国籍選択 「多分米国籍を選択」「失望から政権が倒れる」
毎日新聞客員編集委員で帝京大学教授の潮田道夫氏の発言が物議を醸している。
潮田氏は1月27日、テニスの全豪オープンに優勝したばかりの大坂なおみ選手の国籍選択について言及した。
潮田氏は大坂なおみ選手が米国籍を選択すると予想、「日本人の失望はすごいだろうな。政権が倒れるぞ、下手すると」とコメントした。
大坂なおみの国籍選択の期限が来る。五輪もあるし、多分米国籍を選択すると思うが、そのときの日本人の失望はすごいだろうな。政権が倒れるぞ、下手すると。マスコミも困るだろうな。どうする諸君。
— 潮田道夫 (@mushioda) 2019年1月27日
これについては「論理が飛躍し過ぎている」と批判の嵐が起きている。
潮田氏は1974年に毎日新聞に入社、経済部長や論説委員長なども務めた。
大坂なおみ選手は北海道出身の母・環さん、ハイチ出身の父フランソワさんとの間に生まれ、3歳で米国に移住したため日本と米国の二つの国籍を持つ。
日本の法律では重国籍者は22歳に達するまでに国籍の選択をするべきとなっている。
大坂なおみ選手は2019年10月16日に22歳になる。
日刊スポーツは1月27日、大坂なおみ選手が大会に日本登録で出場している理由について「父フランソワさんは、無名の時から娘を支援し続けた日本の恩義を尊重した」と報じている。
・この記事の関連リンク
日刊スポーツ:二重国籍の大坂なおみが日本登録で出場する理由とは
法務省:国籍の選択について