朝日新聞、営業利益は6割減 メディア事業は6億円の損失に赤字拡大 2017年4〜9月期

【朝日新聞の2017年4〜9月期の業績、▲はマイナス】

朝日新聞、営業利益は6割減 メディア事業は6億円の赤字に拡大 2017年4〜9月期

朝日新聞の業績の悪化が止まらない。

朝日新聞は12月19日、2017年4〜9月期の半期報告書を近畿財務局長に提出した。

2017年4〜9月期の営業利益は10億7700万円と前年同期(25億9200万円)と比較して6割減少した。

部門別ではメディア事業の営業損益は6億1100万円の赤字と前年同期(4億8500万円の赤字)から採算がさらに悪化。

同期間の新聞の朝刊の発行部数は618万2000部と前年同期比31万4000部減少、新聞広告も落ち込んで全体での大幅減益になった。

売上高は4%減の1890億7500万円だった。

前年同期にあった早期割増退職金(30億円)がなくなった反動で純利益は32%増の32億円だった。




メディア事業は赤字拡大、新聞の発行部数減少は止まらず

【朝日新聞の2017年4〜9月期の部門別の業績と主力商品の動向、▲はマイナス】


「朝日新聞の2017年4〜9月期の決算が出ましたね。大方の予想通り新聞の落ち込みが厳しいですね」


「インターネットの発展により紙の新聞の落ち込みは避けられない。2017年3月期通期ではメディア事業は15億円の黒字だったものの、本年度の上半期では前年同期と比較して赤字が拡大してしまったね」


「でも今年の上半期の純利益は3割増の32億円じゃないですか」


「昨年の2016年4〜9月期には早期割増退職金で30億円の特別損失を計上している。最終的な利益は巨額損失がなくなった反動で増えているだけだ。むしろ、昨年に固定費(人件費)を大きく減らしたのに今年の営業利益が落ち込んでいるのはさらに採算が悪化しているように見える」


「2018年3月期通期でメディア事業が赤字に落ちたら、またリストラを加速するんやろか」






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