朝日新聞、過去の国有地取得 時価の2割を否定 鑑定評価から2割安は認める

【朝日新聞による国有地取得の価格】

朝日新聞、過去の国有地取得 時価の2割を否定 鑑定評価額から2割安での取得は認める

朝日新聞による過去の国有地取得が話題だ。

朝日新聞は6月8日、ワック株式会社の雑誌「WiLL(ウィル)」の編集部に対して7日付で訂正を求める申し入れを行ったと発表した。

朝日新聞が大蔵省から1973年に取得した国有地に関する記事が誤りだという。

雑誌「WiLL」は当時の築地の公示地価では坪単価約259万円だったのに、朝日新聞は坪単価56万円で取得したと指摘した。

朝日新聞は築地2丁目の当時の公示地価が坪単価で約259万円だったのは認めた。

一方で、実際に取得した国有地(築地5丁目)の不動産鑑定士の評価額は坪単価172万円で取得価格の坪単価は約138万円だったと明らかにした。

朝日新聞は6月15日までにWiLL編集部に対して説明と訂正を求めた。

結果的に、朝日新聞は不動産鑑定士の評価額から2割安の価格で国有地を取得したのは認めた格好となった。

・この記事の関連リンク

朝日新聞:ワック株式会社 WiLL編集部への申入書






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