有機EL関連のキヤノントッキ、純利益147億円 急成長の2017年12月期

【キヤノントッキの2017年12月期の業績】

有機EL関連のキヤノントッキ、純利益147億円 急成長の2017年12月期

有機ELパネル製造で重要な装置を販売するキヤノントッキは3月30日、2017年12月期の決算を発表した。

売上高は1434億円、営業利益は216億円、純利益は147億円だった。

キヤノン傘下のキヤノントッキは有機ELパネル製造で使う蒸着装置でトップシェアを握る。

製造が難しいと言われる有機ELパネルでは韓国サムスン電子でキヤノントッキの蒸着装置を導入して圧倒的なシェアを誇る。

キヤノントッキの設立からの累計の利益(利益剰余金)は2017年12月末で153億円のため、この1年間で設立からの利益のほとんどを稼いだ計算になる。

有機ELパネルは2017年にスマホなどの導入で普及が進み市場は3兆円規模に拡大。

キヤノントッキがキヤノングループの強みになっていきそうだ。






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