日銀、ETFの評価益は40%増の7兆2045億円 半期の利益は50%増の8279億円 

日銀、ETFの評価益は40%増の7兆2045億円 半期の利益は50%増の8279億円 2018年4〜9月期

日銀は11月28日、2018年4〜9月期の財務諸表を公表した。

【日銀の2018年4〜9月期の業績】
経常収益:1兆6651億円(前年同期比44%増)
経常利益:1兆4717億円(前年同期比53%増)
税引前当期剰余金:1兆464億円(前年同期比57%増)
当期剰余金:8279億円(前年同期比50%増)

為替が円安方向に進行して外国建て資産に関する為替差損益が膨らんだ。

保有の拡大を続ける国債からの利息収入も伸びた。

日銀は年間6兆円前後の上場投資信託(ETF)の買い入れを続けている。

2018年9月末のETFの簿価は21兆7590億円。

簿価と時価の差額である評価益は7兆2045億円と2018年3月末の5兆1460億円から40%拡大した。

日本株は9月末にかけて株価が大きく上昇したため、同時点での評価益が大きくなった。

一方で、日本株は10月に急落しており、足元の日銀のETF評価益は伸び悩んでいる。

・この記事の関連リンク

日銀:第134回事業年度(平成30年度)上半期財務諸表等について






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