仮想通貨で1000億円の大富豪、54歳で死去 リップル社のXRPで長者ランキング5位

仮想通貨で1000億円の大富豪、54歳で死去 リップル社のXRPで仮想通貨長者ランキングで5位

仮想通貨(暗号通貨=cryptocurrency)で荒稼ぎした大富豪が亡くなった。

イギリスの日刊タブロイド紙ザ・サンは4月17日、個人投資家のマシュー・メロン氏が54歳で亡くなったと報じた。

マシュー・メロン氏はフォーブスが2月7日に初めて発表した世界の仮想通貨長者ランキングで5位。

大富豪のメロン家の出身のマシュー・メロン氏はビットコインなど仮想通貨に投資していた。

米リップル社の仮想通貨(トークン)XRPに200万ドル(約2億円)投資すると、2018年初にはその価値が10億ドル(約1000億円)まで膨らんだようだ。

マシュー・メロン氏はフォーブスに対して「10億ドルの資産をタダで手に入れたようなものだ」などとコメントしていた。




オピオイド系鎮痛剤の依存症の克服に苦しんでいたというマシュー・メロン氏だが、仮想通貨で大金を手にして間も無く息を引き取った。

どれだけ大金を稼いでも墓場には持っていけないという現実を人類に直面させる格好となった。

ザ・サンによるとマシュー・メロン氏には3人の子供がいる。

パスワードなど仮想通貨の資産の保全状況や相続の対応などで仮想通貨の市場、特にリップル社のXRPに波乱を引き起こす可能性はある。

日本では仮想通貨で巨額の資産を保有していた人が亡くなった際、現行の税制ではトラブルが発生する可能性が高い。

参考記事:仮想通貨の税金、相続でトラブルに 国税庁「パスワード知らなくても課税対象」

・この記事の関連リンク

ザ・サン:TRAGIC TYCOON Matthew Mellon dead – Cryptocurrency billionaire and banking heir dies in a rehab facility aged 54
フォーブスジャパン:リップルで1千億円稼いだ「名門財閥」の御曹司、54歳の狂気






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