ジハン・ウー氏、日本で初の講演 ハッシュ戦争「クレイグ・ライトが責任を負うべき、BCHの未来には明るい展望」




ジハン・ウー氏、日本で初の講演 ハッシュ戦争「クレイグ・ライトが責任を負うべき、BCHの未来には明るい展望」

仮想通貨(暗号資産)のマイニング(採掘)の最大手は業界の現状をどう見ているのか。

日経CNBC主催のカンファレンス「Future of Money 〜マネーの未来を探る〜」が11月18日、開催された。

世界最大のマイニング企業「Bitmain(ビットメイン)」の共同設立者のジハン・ウー氏は日本で初めてとなる講演を行った。

足元でビットコインキャッシュ(BCH)はハードフォークで「Bitcoin ABC」と「Bitcoin SV」によるハッシュ戦争が話題になっている。

ジハン・ウー氏はハッシュ戦争について「このような混乱は100%、クレイグ・ライト氏のせいで彼が責任を負うべき」と断言。

問題については「ブロックチェーンはイデオロギーと同じで1人がコミニティを占有できない」と述べ、解決策が見つかるだろうと述べた。

ジハン・ウー氏はこれらの問題が解決されることでより健全な業界になったうえで、「BCHの未来には明るい展望を持っている」と話した。

ジハン・ウー、マイニングの電力「銀行が使う電力量に比べれば微々たるもの」

仮想通貨のマイニング(採掘)では大量な電力を消費することが、社会から問題視されている。

ジハン・ウー氏は使用電力について「銀行がサーバーやPCを使っている電力量に比べれば微々たるものではないか」と分析した。

今後に生き残るアルゴリズムについてはプルーフオブワーク(POW)が改善、部分的にプルーフオブステーク(PoS)と掛け合わされていくものが成長していくのではないかとの見解も示した。

ジハン・ウー氏が設立した中国のビットメインは今年9月27日までに香港取引所に新規株式公開(IPO)を申請した。

IPOについては法律上で詳しく話せないとしながらも、「ブロックチェーンの作業が健全で良くなり、広い金融の世界でサポートしてもらえるのではないか」と期待していた。






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