GACKT(ガクト)氏、仮想通貨事業に参入 新暗号通貨スピンドルに挑戦

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GACKT(ガクト)氏、仮想通貨事業に参入 新暗号通貨スピンドルに挑戦

歌手で俳優のGACKT(ガクト)氏は12月26日、自身のオフィシャルブログで仮想通貨(暗号通貨)事業に参入しているとコメントした。

新しい暗号通貨「SPINDLE(スピンドル)」を使った投資・運用プラットフォームSPINDLEプロジェクトを立ちあげている。

SPINDLEはビットコインなどに使われるブロックチェーンなどの技術を使う。

SPINDLEプロジェクトのメンバーは三菱東京UFJ銀行やUBS証券など大手の金融業を経験したメンバーも多く、本格的な暗号通貨事業ではないかとの注目を集めている。

プロジェクトの平井政光代表は金のオンライン取引サービス事業も手がけている。

もっとも、仮想通貨を使った資金調達(ICO)は金融商品取引法上での扱いが単純ではなく、適法性を疑う声も上がっている。

SPINDLE公式サイト:https://spindle.zone/jp/

12月28日にホワイトペーパーを公開、批判が集中




目次

目的
GACKT
平井代表
メンバー

目的、SPINDLEプロジェクトとは

SPINDLEプロジェクトとはより多くの人に投資・運用を通じて豊かな人生を謳歌してもらうのが狙い。

暗号通貨SPINDLE内に運用者の計画や履歴、運用成績などをブロックチェーン技術を用いて記録する。

銀行や証券会社を使わず投資者と運用者の対等な関係を生み出すという。

有望なスタートアップ企業の資金調達やクラウドファンディングのような投資対象を揃えるのが目標となる。

暗号通貨SPINDLEはホワイトペーパー(報告書、公開文書)は12月27日時点で準備中。

GACKT氏の思い、仕事と投資の双方を持つべき

ガクト氏は公式ブログにてSPINDLEプロジェクトへの思いを明らかにした。

仮想通貨とブロックチェーンは現在、世界は大きく変えようとしている。

ガクト氏は「ここから10年後、紙幣もなくなる世の中が必ず訪れる」と指摘、「仮想通貨の可能性は、国境とか国や政治を超えた【貨幣の民主化】とも言える」と表現した。

仮想通貨事業に参入する理由として「世界からドンドン乖離していく今の日本人の経済格差を縮めるにはこの仮想通貨というものを大いに活用して、自分自身で生活レベルを上げるしかもう手段は残されていない」と断言する。

SPINDLEプロジェクトには広告塔ではなく事業者として関わっていくという。

ガクト氏はこれまでの音楽活動で自身のスタイルを貫いたことで長期的に活動してこれたと主張、仕事と投資の双方を持つ必要を説明した。

また、ガクト氏は投資は自己責任だと指摘して、「ボクも過去に失敗したこともある」と認めている




平井代表、金と仮想通貨を組み合わせるプロジェクトも進行

SPINDLEプロジェクトの代表取締役・CEOで、金のオンライン取引サービスのブリオンジャパン代表の平井政光氏は2017年11月や12月に日経マネーやプレジデントなど金融系の雑誌の取材に応じている。

平井氏は現在の仮想通貨は値動きが激しすぎて世の中に浸透しないと主張、「金に紐付いた新しい仮想通貨の計画を計画している」と説明した。

平井代表は現職のブリオンジャパンでは英国のインターネット金取引サービス企業と連携して金のオンライン取引サービス事業に挑戦している。

投資・運用プラットフォームSPINDLEとは別に、仮想通貨と金を組み合わせたサービスも定着するかに注目だ。

なお、ブリオンジャパンの前代表取締役の宇田修一氏は代表を務めていたドラグーンキャピタル株式会社において、2016年6月7日に関東財務局より行政処分を受けている(関連リンク:ドラグーンキャピタル株式会社に対する行政処分について)。

ガクト氏がブログでスピンドルプロジェクトに参画していると発表後、インターネットではその背後関係を調査する動きが広がっている。

ブリオンジャパン公式サイト:https://bullionjapan.jp/

ブリオンジャパンPR記事:https://spindle.zone/assets_jp/pdf/nikkei_money_201801.pdf

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SPINDLEプロジェクトのメンバー

・平井政光代表取締役・CEO
株式会社船井総合研究所で投資を学び、国内独立系投資顧問会社などを経てBullion Japan株式会社CEOと現職に就任。
法政大学経営学部卒。

・葛西庸久取締役副社長・COO
UBS証券や山一證券ヨーロッパロンドンなどで金融業に従事、Bullion Japan株式会社取締役副社長と現職に就任。
京都外国語大学英米語学科卒。

・古賀貴司取締役
三菱東京UFJ銀行、独立系投資顧問会社などで国際金融情勢や投資戦略を学び現職に就任。
慶應義塾大学法学部卒。

・佐久間将司-Auditor
監査法人トーマツ、HSBC証券やJPモルガン証券で会計と税務を担当した公認会計士・税理士・相続診断士。
慶應義塾大学商学部卒。

・細井健雄-Tax、Accounting Officer
プライスウォーターハウスクーパーズ(あらた監査法人)などで会計監査業務に従事した公認会計士。
早稲田大学商学部卒。

・大城ガクト-Asia Strategic Advisor
バンド「MALICE MIZER」のヴォーカリストとしてデビュー、1999年に「GACKT」としてセルフプロデュースを始めた歌手、俳優。
語学(日、英、中、韓)も堪能でアジアでの事業投資の経験を持つ。

・川戸淳一郎-General Counsel
国内金融・投資業界でコンプライアンスなどの助言を行ってきた。
早稲田大学法学部卒。

・Cher Chen Lung-Global Alliance Advisor
共同通信や野村総研、東証2部上場会社の社長などを経て現職。
マレーシア国ペナン生まれペナン育ちで上智大学に留学。

・吉永歩夢-Branding Communication Partner
ディーゼル・ジャパン日本法人の設立準備やスワロフスキージャパンにて新規ファッション市場の開拓などを行う。
関西外国語大学英米語学科卒。

・小池美枝-Branding Communication Partner
エスティ・ローダー、日本ロレアルなどで化粧品ブランドのPRに携わり、フレグランス発売時はメディア露出額世界一を獲得。
専修大学・英米文学科卒。

・佐野文彦-Context、Architectual Advisor
京都の中村外二工務店で数寄屋大工、設計事務所などを経た建築家、美術家。






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GACKT(ガクト)氏、仮想通貨事業に参入 新暗号通貨スピンドルに挑戦” に対して1件のコメントがあります。

  1. 渡辺悟 より:

    非常に興味あります。色々な情報が錯綜していますのでなにを選択するか悩みます。

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