ゾゾタウン、外部のアイデアでゾゾスーツを改良 3億円で
【前澤社長はゾゾスーツの改良のアイデアは外部から3億円で買い取ったと明らかにした】
ちなみに今年の2月に3億円で買い取らせてもらった「ZOZOSUITよりも簡単に計測できる方法」のアイデアが、現在のマーカー式のZOZOSUITの原型になっていることは、ここだけの秘密です笑。 https://t.co/7JVKSmuqRQ
— Yusaku Maezawa 前澤友作 (@yousuck2020) 2018年5月11日
ゾゾタウン、外部のアイデアでゾゾスーツを改良 3億円で
ファッション通販サイト「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」を運営するスタートトゥデイは外部の力も有効に活用している。
ゾゾタウンは個人の身体の寸法を瞬時に採寸する「ZOZOSUIT(ゾゾスーツ)」を無料配布すると昨年11月に発表、今年4月には新型に変えると発表していた。
新型のゾゾスーツは水玉模様のマーカーが付いており、スマホの前で回転しながら撮影して採寸データと体形を3D表示する。
【新型のゾゾスーツ】
スタートトゥデイの前澤友作社長は5月11日、ツイッターで今年の2月に3億円で買い取ったアイデアが「現在のマーカー式のZOZOSUITの原型になっている」と明らかにした。
スタートトゥデイ研究所は2月15日に研究者3名の匿名のチームから、ゾゾスーツを「更に簡単に低コストで高精度な体型計測が可能となるアイデアを3億円で買い取る」と発表していた。
スタートトゥデイは4月27日に従来型のゾゾスーツの開発を諦めることで2018年2月期に17億円の損失を計上すると発表している。
スタートトゥデイの前澤社長は一度採用したアイデアに固執せず、目先は巨額の損失を出しながらも柔軟に外部のアイデアを利用する姿勢を示した。
・この記事の関連リンク
2月15日:スタートトゥデイ研究所、アイデア買い取り第1弾を発表
5月1日:スタートトゥデイの「ZOZOSUIT」、予約数100万件を突破。プライベートブランド「ZOZO」の初年度売上高200億円を目指す