TKP、提携報道で土曜にリリース「大塚家具との間であらゆる可能性を検討」 朝日の身売り報道に対して
TKP、提携報道で土曜にリリース「大塚家具との間であらゆる可能性を検討」 朝日の身売り報道に対して
大塚家具を巡る資本関係がにわかに盛り上がってきた。
貸し会議室大手のティーケーピー（ＴＫＰ）は8月4日土曜日の12時15分、「本日の一部の報道について」とのリリースを発表した。
朝日新聞が8月4日に「大塚家具、身売りへ 提携先のＴＫＰ軸に最終調整」と報じたことに対して「当社は大塚家具との提携関係において、大塚家具との間であらゆる可能性を検討しておりますが、現時点において具体的に決定した事実はございません」という。
朝日新聞の「ＴＫＰが増資を引き受け、経営権を握る方向で最終調整に入った」との報道を否定しなかった。
大塚家具については日経ビジネスが8月3日14時台に「大塚家具、自力再建困難に、身売り交渉大詰め」と報じ、TOB(株式公開買い付け)などの思惑を巡って株式市場で大塚家具株はストップ高まで上昇していた。
朝日新聞の報道では大塚家具が第三者割当増資を実施、TKPが過半の株式を取得する案が有力だという。
プレミアムの付くTOBではなく増資による経営権獲得の場合、一株利益の希薄化懸念から大塚家具株には一転して売り圧力が強まる可能性もある。
2017年12月末時点でTKPは大塚家具株の6.65％を保有する第3位の株主。
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TKP：本日の一部の報道について
朝日新聞：大塚家具、身売りへ 提携先のＴＫＰ軸に最終調整
日経ビジネス：大塚家具、自力再建困難に、身売り交渉大詰め
