メルカリ、英子会社を解散 3年間で売り上げ50万円、最終損益は16億円の赤字




【メルカリが解散・清算を発表した英子会社の3年間の業績 (Mercari Europe Limited社)】

メルカリ、英子会社を解散 3年間で売り上げ50万円、最終損益は16億円の赤字

フリマアプリのメルカリは12月18日、英国の海外子会社2社を解散・清算すると発表した。

英国市場では2015年11月に子会社を設立、CtoCマーケットプレイス「Mercari」に取り組んだが期待する水準の事業の確立には至らなかった。

解散・清算する2社の2016年6月期から2018年6月期までの3年間の業績を合計して見ると、売り上げは約50万円(4000ポンド)、最終損益は16億円(1181万ポンド)の赤字だった。

(2018年12月18日時点の1ポンド=142円で単純計算)

メルカリの連結全体での2018年6月期の業績は売上高が357億円、最終損益は70億円の赤字だ。




2社の解散での拠点閉鎖に伴う諸費用は2019年6月期、または2020年6月期に2億円前後の費用を見込む。

すでにメルカリは2社に対して関係会社株式評価損14億4000万円を認識している。

海外事業では赤字が続くメルカリは国内で利益を稼いでおり、親会社単体での2018年8月期の営業利益は74億円だった。

英国から撤退する一方、米国事業では引き続きマーケットプレイス関連事業の拡大を目指す。

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