Zaif(ザイフ)、またもビットコイン価格が異常に 公式「システムの不具合ではない」
【仮想通貨取引所ザイフでは4月25日深夜に再び異常なビットコイン価格になった】
Zaif(ザイフ)、またもビットコイン価格が異常に 公式「システムの不具合ではない」
仮想通貨取引所「Zaif(ザイフ)」でまたもビットコイン価格が異常な変動を見せた。
4月25日深夜、ザイフでのビットコイン価格は100万円前後から一瞬で65万円程度まで急落、その後に価格は瞬時に回復した。
同じ時間帯でコインチェックやビットフライヤーなど他の取引所でビットコイン価格は急落していなかった。
ザイフでは2月6日と2月22日のシステムのメンテナンス時などにビットコイン価格が急落、異常に変動した経緯がある。
ザイフではたびたびサイトにつながりにくい状況が起きており、投資家に混乱が広がった。
ザイフ公式「本件はシステムの不具合ではなく、相場の変動によりストップ注文およびロスカットが連鎖したことが原因」
【ザイフの公式ツイッターアカウントはシステムの不具合ではないと説明した】
本日0時ごろにBTCの大幅な価格の下落に伴い、注文が通りづらい等の事象が発生しておりましたことをお詫び申し上げます。
本件はシステムの不具合ではなく、相場の変動によりストップ注文およびロスカットが連鎖したことが原因でございます。
さらなるパフォーマンス向上に努めて参ります。— Zaif – 暗号通貨取引所 (@zaifdotjp) 2018年4月26日
ザイフの公式アカウントは4月26日12時、ビットコインの価格が急落して注文が通りにくかった状況に対して「本件はシステムの不具合ではなく、相場の変動によりストップ注文およびロスカットが連鎖したことが原因」と説明した。
現金以上に取引をする「レバレッジ」をかけた投資家では、証拠金を超えた損失が出ると強制的に決済(ロスカット)が発生する。
突然に巨額の売り注文が出たことでビットコイン価格が急落してロスカットが発生、その後に割安感が出たために買いが殺到したという説明だ。
ただ、ザイフは他の仮想通貨取引所と比較してシステムにつながりにくい状況が発生することは多い。
今回のビットコインの異常値でもきっかけは注文が通らなかったシステムにあるのではないか。
そのため「注文が通らなかった」「明らかにシステムの不具合」とユーサーの批判が殺到した。
もっとも、一部では価格が急落した時点で割安なビットコインを購入して利益を出した投資家もいたようだ。