日本郵政、第3次売出しの主幹事証券を発表 野村が外れる 国内は大和・みずほ・SMBC日興
日本郵政、第3次売出しの主幹事証券を発表 野村が外れる 国内は大和・みずほ・SMBC日興
財務省は5月31日、日本郵政株の第3次売出しに係る主幹事証券会社選定手続の結果を公表した。
国内での主幹事証券は国内は大和、みずほ、SMBC日興証券の3社。
海外の主幹事証券はゴールドマン・サックス、メリルリンチ日本、JPモルガン証券の3社だった。
第1次売出し、第2次売出しと国内での主幹事証券を担当してきた野村証券は外れた。
野村グループでは、東京証券取引所の株式市場再編に関する情報漏えい問題が発覚。
責任をとり、野村ホールディングスの永井浩二最高経営責任者(CEO)は月額報酬の3割を3カ月間返上するなど経営幹部の役員報酬の減額も決めた。
その後、社債市場では主幹事から野村証券を外す動きも目立つ。
一方、日本郵政株の売り出しは規模が大きく、国内で販売力のある野村がいないことに対する不安も株式市場で広がっている。
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財務省:日本郵政株式会社株式の第3次売出しに係る主幹事証券会社選定手続の結果を公表します