NGT48、暴行事件での第三者委員会の調査報告書を公表 ファンとの「つながり」を認定、民事上の法的措置を「検討」




アイドルグループ「NGT48」のメンバーの山口真帆さんが暴行被害にあった事件で、運営会社AKSが弁護士らによる第三者委員会の調査報告書を公表した。

報告書では事件そのものにNGT48メンバーの関与した事実はなかったと判断。

一方で、メンバーが私的領域でファンとのつながりがあったとした。

また、AKSは暴行を行った被疑者らに対して民事上の法的措置を「検討」すると発表した。

調査は山口真帆さんの供述、事件当日の録音データなどをもとに第三者委員会がメンバーから事情を聞いた。

第三者委員会から調査の協力を求められた被疑者らは応じて来なかった。

第三者委員会の調査報告書のポイント

・事件当日の複数の録音データが存在する

・被疑者は以前より、当該マンション内で他のメンバーと会っていた

・被疑者は当該マンションの一部屋を以前から借りていた

・あるメンバーは被疑者らに帰りのマイクロバスに山口真帆氏が乗っていたと証言した

・被疑者は山口真帆氏の部屋番号などについてメンバーから聞いたと話していた

・被疑者らによる山口真帆氏への顔面を掴むなどの暴行はあったと認定

・マンションでの暴行事件後、山口真帆氏とマネージャーらで被疑者と近くの公園でやり取り、その後に警察が逮捕

・第三者委員会は被疑者に弁解の機会を与えるべく調査への協力を求めたが、応じてこなかった

・第三者委員会は被疑者3人から話は聞いていない

・NGT支配人には経営・人事に関わる権限はない

・AKSにはマネージャーがどのような職務を行うかの規定はない

・メンバーと一部のファンの「つながり」について、前支配人とマネージャーは一定の範囲で認知していたと思われる

・メンバーとファンの「つながり」に対する具体的な処分規定はない

・ごく一部のファンと一部のメンバーの私的領域での接触が行われていたことを否定するのは難しい

・この記事の関連リンク

NGT48:第三者委員会調査報告書






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