実況速報、ハリルホジッチ監督の解任会見 要旨+ほぼ全文

実況速報、ハリルホジッチ監督の解任会見 要旨+ほぼ全文

日本サッカー協会は4月9日、田嶋幸三会長が緊急記者会見を開いた。

田嶋会長は4月7日付でハリルホジッチ監督との契約を解除、次期監督には西野朗氏を選んだと発表した。

ハリルホジッチ監督は昨年のW杯アジア最終予選で出場権を獲得したうえB組1位まで勝ち上がった。

一方でW杯最終予選後は3勝2分け4敗と不調で、田嶋会長は「勝敗だけでなく選手の意見だけで決めるわけるではない。ただ、マリ戦とウクライナ戦以降の選手との信頼関係などを総合的に評価してこの決断にいたった」と話した。

もっとも、W杯本大会2カ月の直前のタイミングや練習試合の結果での判断にはファンから不満は多く、「サッカー協会の役員が責任を取るべき」との声が目立つ。

16時からの会見内容の要旨とほぼ全文をリアルタイムで更新した。

・解任会見後の選手の反応まとめ

目次

会見内容
1.要旨
・会見内容のほぼ全文
2.解任理由「ウクライナ戦以降に選手と信頼関係が問題に」
3.後任の理由「最後までハリルホジッチをサポートした」
4.協会の責任「1%でも勝つ確率を上げる」
5.今後「日本らしいサッカーをしよう」

要旨、ハリルホジッチ監督の解任会見

・解任理由
勝敗や選手の意見だけで決めるわけるではない。ただ、マリ戦とウクライナ戦以降の監督と選手との信頼関係などで総合的に判断した

・解任のタイミング
監督と選手の信頼関係などが逆転してしまったのがウクライナ戦だと認識、その後に情報収集して決断した

・タイミングの悪さ
このタイミングで変えざるを得ない状況に追い込まれていた

・次期監督を西野朗氏に選んだ理由
緊急事態のために内部から選んだ、最後まで西野氏がハリルホジッチ監督をサポートしていた

・日本らしいサッカー
田嶋幸三会長の個人の考えとしては「しっかりボールを繋いでいく」

・会長の責任
1%でも勝つ確率を上げるのが会長の責任

・ハリルホジッチ氏と協会の関係
監督と協会に摩擦はなく、監督と選手との信頼関係が問題だった

・解任を伝えた時のハリルホジッチ氏
ビックリしており理由を聞かれた、動揺も怒りもあったのは事実




ハリルホジッチ監督、解任理由「ウクライナ戦以降に選手と信頼関係が問題に」

ーーベルギー遠征後、西野さんは現体制を続けていくと明言していた(共同通信)
「常に様々なことを想定して議論していた。契約解除に至るまでには、W予選突破前と後で議論してきた。西野技術委員長とも議論してきた。このベルギー遠征はW杯にとって重要だった。最終的にコミュニケーションや信頼関係がマリ戦、ウクライナ戦以降に問題になった」

ーー信頼関係、コミニュケーションの判断だが、選手からは必ずしもネガティブな言葉は出ていなかったが(読売新聞)
「私は予選を突破する前から皆さん以上に状況を把握しているつもり。信頼関係などが逆転してしまったのがウクライナ戦だと認識している。様々なスタッフが状況を打開しようと議論してきた」

ーー経緯、意思決定は誰が(共同通信)
「ハリルホジッチ監督とはパリのホテルで直接あった。これまで報道が出るたびに色んな話をした。以前から、人事などの話をメディアから伝えるつもりはないと話していた。W杯突破の実績を考慮して直接に言うことを選んだ」
「言った時はビックリしている、というのが印象。動揺も怒りもあったのは事実。理由を聞かれたのも事実」
「あれがあったこれがあったと羅列するつもりはなかった。選手とのコミニュケーションが足りないとは伝えた。彼としてはなんでこの時期にと言われたが、日本のためにこの決断にした」

ーーウクライナ戦以降に考えを決めたのか
「ウクライナ戦までに(契約解除についての)法務面の問題など調べたことはない。その後に情報を収集したなかで最終的な決断になるかもしれないということで様々なことを分析し始めた。なので時間がかかったのがここに至る経緯」
「最終的な意思決定は会長の専決事項だと思っている。よく漏れなかったなと思ったが、最後は自分が決めなくてはいけないと思った」

ーー交代するスタッフは
「コーチのジャッキー、シリル、ルグシッチさんの契約を解除した」




後任が西野氏の理由「最後までハリルホジッチをサポートした」

ーー西野さんにいつ伝えたのか、ロシアW杯までなのか(報知新聞)
「打診をしたのは先週の前半、名古屋で会った。金曜も会って話をした。最終的には土曜日のパリの後に伝えた。メンバー発表など基本的な流れは変わらない」

ーーあと二カ月というタイミングはデメリットが大きいのでは。そうせざるを得ない状況だったのか(日本テレビ)
「その通り。それぐらいの状況になっていた。また、このタイミングだからこそ西野監督になった。時間があれば他の監督になったかもしれない」

ーーハリルホジッチは最後の局面で力を出すタイプ。西野さんは長い時間に実績があるタイプでは(フリー)
「最終的に良いチームにするにはチームが一緒になって信頼しあってやれるからこそ出来る。それが出来ないと思ったから、この決断にいたった、ベースはそこ」
「緊急事態で西野さんにした。内部がわかる人でないと。短いからこそ集中できる部分もある。もっと早くにしていたらもっと摩擦ができたかもしれない。短い時期だから西野さんであり、得手不得手は言ってられない。具体的なスタッフは木曜に発表する」

ーーコミニュケーションの問題は監督か選手が変わらなければいけない。そこを埋めれなかった技術委員長の西野さんに責任はあるのでは(日刊スポーツ)
「皆さんは一部の選手から聞いてコミニュケーションのことを言っているのだと思う。私たちは年末もその議論をして多くの情報を得た。そこでどうするか、変えないリスク、次に誰がやるのか、そして継続という選択をした」
「西野さんは最後までハリルホジッチをサポートした、そのロイヤリティがあるから監督にした。技術委員長として代表をサポートするのに徹した。こういう結果になったが最後までやってくれたから私は西野さんを選んだ」

ーー西野さん以外に候補はいたのか(日経)
「この段階では内部からと考えていた。西野さん、手倉森さん、内部からと。ただ、他の外部の人は名前を出すべきでないと思っている」




協会の責任「1%でも勝つ確率を上げる」

ーーもう少し早くジャッジできたのでは(日本テレビ)
「変えるリスク、変えないリスクを判断してきた。ハリルホジッチ監督のもとで3月も努力してきたが、残念ながらできなかった」

ーー協会は努力したのか
「協会の努力については選手と話し合いをもった。ただ、それは技術委員会やスタッフがやるべきことであり、彼らもわかっている。私と皆さんとどっちが内部情報を知っているかはあるが、残念ながら影響を改善できなかった」

ーー法務と話もしたというがどんな内容か
「どういう形で解除の手続きが完結するのか、契約を途中で解除するときにどんな義務が発生するか。ウクライナ戦以降に時間があったのはそのあたりをしっかりするべきだったから」

ーー協会としての責任は(朝日新聞)
「そのまま放置して私の責任がなくなるとは思っていない。協会の会長として日本の発展を第一に考えなければならない。二カ月前でこのような選択をしなければいけないというのは、勝つ可能性を数%でも上げていきたいということ。むざむざとこの状況を見ていられなかった」
「選手たちが努力してきたのは事実だがバランスが崩れてしまった。状況次第で判断を変えていかなければいかない。ここにきて状況が変わってしまったということ」

ーーハリルホジッチ監督と協会でコミニュケーション不足は(TBS)
「協会との摩擦はあったと思っていない。ハリルホジッチ監督は合宿が終わると会長室でよく話をしてくれた。選手やスタッフとの摩擦は少なからずはあることだが、今回はそれを越してしまったのが決断。協会との摩擦はあったと思っていない」

ーーW杯直前の解任は世界でも驚かれているが
「初戦でUAEで負けた時は予選に突破できないと皆さんに言われた。監督を変えたから今度の本選を突破できると決まるわけではないが、変えないで突破できないのをむざむざ見ているわけにはいかない」

ーー話を聞くといかに技術委員会が機能していないとわかった。ノルマのベスト16が達成出来なかった時の会長自身の責任の取り方は(フリー)
「会長はその時その時で判断をしなければいけない。辞める辞めないと言うつもりはない。1%でも勝つ確率を上げること、それが私の責任だと思っている」
「技術委員会が機能していなかったこということは全くない。監督が主導的な立場にあるが、そのサポートをしっかりやっているのは見てきた。ベスト16を突破できた、できないで誰が辞めなくてはいけないというのは、その都度考えなければいけない。ただ、責任をとることを恐るのではなく、少しでも勝つことを選んだのが責任」




今後の代表について「日本らしいサッカーをしよう」

ーー今後はどうするのか
「西野監督がやりたいこと、やりたいスタッフを全面的にサポートする。日本らしいサッカーをしようと思っている」

ーー日本らしいサッカーとは(NHK)
「ベースは一緒だが監督でやることが変わる。ハリルホジッチの早い攻撃、それを選手ができるかどうか。今のサッカーに合うもの合わないものを分析してチームを作らなければいけない」
「最近はやるサッカーで大きな違いがないのは事実だが。日本らしいサッカーが確立されているなかでそれを志向してほしい。しっかりボールを繋いでいくという。これは私の意見だ」

ーー代表強化の継続性について
「これまで監督や技術委員長が変わってきたが、基本的な流れは変えてはいけない。日本のスタイルを築き上げている。改善していくのは当然で人が変わろうと実行していく」

ーーW杯で戦うため、トップのレベルを知っていることが監督の重要な選択肢だった
「ザッケローニ監督が成果を出せなかった時の反省で、W杯を指揮していないというのがあった。そこでアギーレさんがあり、ハリルホジッチさんになった」
「ただ、ここは緊急事態になってしまった。最後までハリルホジッチ監督をサポートし続けた西野さんを選んだ。外部の関係ない人を選んで指揮をさせるのはリスクが高いと思った。また、このロジックを続けていくと岡田監督以外、日本代表監督ができなくなってしまう」

ーー西野監督の契約期間、後任の技術委員長は
「契約期間はロシアW杯まで。後任の技術委員長は木曜には発表したい」

ーーW杯の本大会に出場する23人の決定の方法などは変えるのか
「23人の選び方については木曜日にお伝えする」






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