大手メディア、この恐るべき同質集団 取締役で合計80人中、女性2人 転職経験者は1人
【大手メディアの取締役は女性と転職経験者がゼロに近い】
大手メディア、この恐るべき同質集団 取締役で合計80人中、女性2人 転職経験者は1人のみ
日経新聞が経団連を批判したコラムが話題だ。
日経新聞の西條都夫編集委員は6月21日、「経団連、この恐るべき同質集団」というコラムを配信。
経団連の正副会長19人は人の属性の多様化が全く進んでいない「超同質集団」だと批判した。
・西條都夫編集委員が指摘した経団連の正副会長の同質性
(1)全員男性で女性ゼロ
(2)全員日本人で外国人ゼロ
(3)一番若い杉森務副会長でも62歳
(4)全員がサラリーマン経営者
(5)転職経験がない
では、日経新聞のほかテレビ局など大手メディアの経営陣は多様な人材で構成されているのか。
直近の有価証券報告書を調べたところ、大手メディアの取締役で合計80人のうち女性は2人、転職経験者は1人しかいなかった。
全員がサラリーマン経営者であり平均年齢は62歳、日本人だけの「超同質集団」だ。
大手メディアの取締役、平均年齢は62歳 ほぼ全員が転職経験なしの男性
【大手メディアの取締役の年齢(敬称略)、2018年6月22日時点】
大手メディアで有価証券報告書を提出している会社をまとめた。
社外取締役や監査役は対象外とした。
フジテレビ、TBS、日経新聞の3社は取締役の全員が転職経験なしの男性だった。
女性の取締役はテレビ東京と朝日新聞に各1人だけ。
転職経験にいたっては富士通で約7年間働いた後にテレビ朝日に移った浜島聡取締役のみだった。
日本テレビの佐藤取締役は旧大蔵省からの天下り。
ほぼ全ての取締役が大学卒業後に自社か親会社に入社して転職せず、グループ内の異動を経て出世して役員になっている。
日経新聞の西條都夫編集委員は経団連への記事内で「同質性を色濃く引きずる日本企業は失速した」と指摘している。
近年の大手メディアが低迷している原因は、経営陣の超同質性にあるのかもしれない。
・この記事の関連リンク
ちょっと関係ないかもですが、そのうち同一労働同一賃金な訳ですよね。
だとすると、少なくとも同じ社内で経営陣全員、給料を合わせないと、いけないので結構揉めるんじゃないでしょうか。
こないだトヨタが相談役を大量に減らしたのも、それを見越して先手を打ったとかだったりして。
名前だけの不要な経営陣人事をリストラするには丁度良い口実になるのかも。
なんてね
調査が間違ってます。
転職経験者はこのなかにいっぱいいます。
文責がどこの誰だか知りませんがこれではデマですね。
間違いを具体的に教えていただくとありがたいのですが・・・