朝日新聞の決算、営業利益8割減の6億円 親会社単体では3億円の赤字 2019年4〜9月期
朝日新聞の決算、営業利益8割減の6億円 親会社単体では3億円の赤字 2019年4〜9月期
朝日新聞の業績が落ち込んでいる。
テレビ朝日HDや朝日放送グループHDは11月25日、親会社である朝日新聞社の2019年4〜9月期の決算を公表した。
連結ベースでの売上高は前年同期比2%減の1794億円、営業利益は78%減の6億5300万円、純利益は68%減の14億円だった。
親会社単体ベースでの売上高は前年同期並みの1208億円、営業損益は3億3900万円の赤字(前年同期は9億6200万円の黒字)、純利益は約5倍の128億円だった。
【朝日新聞の連結グループでの2019年4〜9月期の業績】
【朝日新聞グループの親会社単体での2019年4〜9月期の業績】
決算短信だけで見ると、現金を稼ぐ力を示す「営業活動によるキャッシュ・フロー」は13億円と前年同期の72億円から大きく落ち込んだ。
純利益は連結ベースでの14億円に対して親会社単体では128億円あるため、連結グループ内で大きな取引があったと見られる。
中間決算短信はほぼ数字のみの開示で、12月末にも公表される半期報告書ではその内容の一端がわかる。
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