スタメン漏洩、ポーランド戦で書いたマスコミ 「日刊スポーツ・サンスポ・スポニチ・スポーツ報知・日刊ゲンダイ」
【ポーランド戦のスタメンの大幅入れ替えを事前に予想したマスコミ】
スタメン漏洩、ポーランド戦で書いたマスコミ 「日刊スポーツ・サンスポ・スポニチ・スポーツ報知・日刊ゲンダイ」
スポーツでの報道の姿勢が問われている。
日本サッカー代表は6月28日、グループリーグ最終戦となるポーランド戦に臨んだ。
試合は0対1で負けたものの、総合的な要因でグループリーグを2位で突破した。
問題になっているのが事前にスターティングメンバーの大幅な入れ替えが報道されたことだ。
本田圭佑選手はツイッターで「ポーランド戦前にスタメンを公表してたけど、練習は非公開やったわけで。。。真実の追求するポイントがいつもズレてるよ」とメディアを批判。
長友佑都選手は6月29日の練習後に「一緒に戦う日本人として選手全員がすごく残念な気持ちになりました」と言及した。
事前にポーランド戦のスタメンを「的中」させたのは、確認できるもので「日刊スポーツ・サンスポ・スポニチ・スポーツ報知・日刊ゲンダイ」の5社。
・事前に報道した記事とリンク
日刊スポーツ:西野日本、決勝Tへ先発6人代え!武藤岡崎2トップ
サンスポ:岡崎、武藤と2トップも!西野監督が6人入れ替えテスト 28日ポーランド戦/W杯
スポニチ:西野監督“超勝負手”!先発6人入れ替えも 酒井高を右MFで初起用
スポーツ報知:西野監督、ポーランド戦へ“秘策”大迫&乾を温存も
日刊ゲンダイ:西野監督が大博打 ポーランド戦先発6人入れ替えの“黒幕”
バズフィードニュースは「西野監督ハンパないって!先発メンバー6人変える? そんなんできひんやん普通」と上記4社(日刊ゲンダイ除く)の報道を引用する形で情報を広めた。
ポーランド戦のスタメンは6人の大幅入れ替え、本職がサイドバックの酒井高徳選手の右サイドハーフ起用など、偶然に当てるのは奇跡に近い。
あまりに大胆なメンバーの入れ替え報道だったためファンからは「相手を撹乱させる情報戦略ではないか」と言われたほどだ。
デイリースポーツ、東京中日スポーツの2紙は大胆な入れかを予想していない。
この情報漏洩の経路は2つ考えられる。
日本代表内部の関係者がメディアに情報を伝えたか、記者たちが非公開の練習を覗き見したかのどちらかだ。
選手たちが声をあげる中、サッカー協会の対応が問われている。